英単語が覚えられない初心者へ|忘れにくい英単語の覚え方7つのコツ
「英単語を覚えても、すぐに忘れてしまう」「単語帳を何周しても頭に残らない」。英語を始めたばかりの方から、とてもよく聞くお悩みです。
でも安心してください。単語が覚えられないのは、記憶力や年齢のせいではありません。多くの場合、覚え方が「忘れやすいやり方」になっているだけです。この記事では、英会話初心者の方が無理なく続けられて、しかも忘れにくい英単語の覚え方を7つのコツにまとめてご紹介します。
英単語が覚えられないのは「忘れて当たり前」だから
人の脳は、一度見ただけの情報をどんどん忘れるようにできています。心理学で有名な「エビングハウスの忘却曲線」では、覚えたことの多くは翌日には思い出せなくなることが示されています。
つまり、1回で覚えられないのは普通のことです。大切なのは「忘れないようにする」ことではなく、忘れかけたころに何度も出会い直すこと。これを前提にすると、単語学習はぐっと気が楽になります。
コツ1:1日に覚える数を欲張らない
やる気がある最初のうちは「1日50個覚えるぞ」と意気込みがちですが、量が多すぎると復習が追いつかず、結局ほとんど残りません。
初心者の方は、1日10個前後から始めるのがおすすめです。少なく感じるかもしれませんが、1か月で約300語、半年で約1,800語になります。「毎日続けられる量」こそが、いちばん効率のよい量です。
コツ2:「1回で覚える」より「何回も見る」
1つの単語を10分かけて覚えるより、1分ずつ10回見るほうが記憶に残ります。おすすめは、次のタイミングで復習することです。
- 覚えた当日の夜
- 翌日
- 3日後
- 1週間後
- 2週間後〜1か月後
このように間隔を空けながら復習する方法は「分散学習」と呼ばれ、記憶の定着に効果があるといわれています。復習のタイミングを自動で教えてくれる単語アプリを使うのも便利です。
コツ3:声に出して、耳でも覚える
目で見るだけの暗記は、意外と忘れやすいものです。単語を覚えるときは、音声を聞いて、自分でも声に出してみましょう。目・耳・口を同時に使うことで、記憶に残りやすくなります。
さらに、正しい音で覚えておくと、会話で相手が言った単語を聞き取れるようになります。「知っているのに聞き取れない」を防ぐためにも、発音とセットで覚えるのがおすすめです。発音の基礎を身につけたい方は大人のフォニックスについての記事も参考にしてください。
コツ4:単語ではなく「フレーズ」で覚える
「take=取る」とだけ覚えても、実際の会話ではなかなか使えません。英単語は、よく一緒に使われる言葉とセットで覚えると、意味も使い方も一度に身につきます。
- take a shower(シャワーを浴びる)
- take a break(休憩する)
- take a picture(写真を撮る)
このように、短いフレーズで覚えておくと、そのまま会話で使える「話せる単語」になります。
コツ5:自分の生活に関係のある単語から覚える
単語帳の最初から順番に覚える必要はありません。初心者の方ほど、自分が実際に使いそうな単語から覚えるほうが効果的です。
たとえば、仕事、趣味、家族、毎日の行動など、身の回りのことを英語でどう言うか調べてみましょう。「自分の話」に使える単語は思い出す場面が多いため、自然と忘れにくくなります。
コツ6:覚えた単語で短い文を作ってみる
新しい単語を覚えたら、その単語を使って自分のことを1文だけ英語で書いてみましょう。
例:「exercise(運動する)」を覚えたら → I exercise on weekends.(私は週末に運動します)
文法が完璧でなくても大丈夫です。自分で考えて文を作ると、ただ眺めるよりもずっと深く記憶に残ります。作った文を声に出して読めば、そのまま会話の練習にもなります。
コツ7:スキマ時間を「単語タイム」にする
単語の復習は、まとまった時間がなくてもできます。通勤・通学の電車、料理の待ち時間、寝る前の5分など、毎日必ずある時間を単語タイムに決めておくと、習慣になりやすくなります。
特に寝る前に復習して、翌朝にもう一度確認する方法はおすすめです。短い時間でも毎日触れることが、いちばんの近道です。
初心者におすすめの英単語学習ツールの選び方
英単語の学習ツールにはいろいろな種類があります。それぞれの特徴を知って、自分の生活に合うものを選びましょう。
- 単語帳(紙の本):全体の量が見えるので、達成感を得やすいのが魅力です。初心者の方は、例文と音声が付いている中学〜高校基礎レベルのものを選びましょう。
- 単語アプリ:スマホで手軽に学べて、復習のタイミングも自動で管理してくれます。スキマ時間を活用したい方に向いています。
- 自作の単語カード・メモ:映画や会話で出会った「自分が使いたい単語」をためていく方法です。覚えたい理由がはっきりしているので、記憶に残りやすくなります。
どれか1つに決める必要はありません。たとえば「基本は単語帳、移動中はアプリ」のように組み合わせるのもおすすめです。大切なのは、あれこれ手を出しすぎず、決めたものを続けることです。
初心者がやりがちな英単語学習のNG例
- ノートにひたすら書き写す:手は動いても頭を使っていないことが多く、時間のわりに覚えられません。
- 難しい単語から覚える:まずは中学英語レベルの基本単語を使いこなせるようにするほうが、会話力に直結します。
- 1冊の単語帳を完璧にしようとする:完璧を目指すと途中で疲れてしまいます。7〜8割覚えたら次に進んでもOKです。
- 覚えたら終わりにする:使わない単語は忘れてしまいます。復習と「使う機会」をセットにしましょう。
まとめ:英単語は「少しずつ・何度も・使って」覚えよう
英単語が覚えられないと悩んでいる方は、今回ご紹介した7つのコツを、できそうなものから1つずつ試してみてください。
- 1日10個前後から始める
- 間隔を空けて何度も復習する
- 声に出して、耳でも覚える
- フレーズで覚える
- 自分の生活に関係のある単語から覚える
- 覚えた単語で短い文を作る
- スキマ時間を単語タイムにする
そして、覚えた単語は実際に使ってみることで「本当に使える単語」になります。会話の中で使った単語は、驚くほど忘れにくくなります。英語を始めたばかりの方は、英会話初心者は何から始める?挫折しないための5つのポイントもあわせて読んでみてください。
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