難しい日本語から分かる、英会話が出来ない理由
日本語のむつかしさから英語を話す難しさを知る。
外国人と日本語の話をしていると、少しの間違いから日本語の難しさに気が付くことが、よくあります。
例えば日本人なら間違える事のない「雨靴」(あまぐつ)ですが、「雨」を「あめ」、「靴」を「くつ」と習った外国人が、どうして「あめぐつ」ではなく「あまぐつ」と読むのか、理論がわかったとしても、ややこしいと思います。
また次の漢字もそうですね。「鉄板」=「てつはん」ではなく「てっぱん」
鉄と習ったけど「てっ」になるし板は「ぱん」です。
これは外国人にとって非常に難しいですね。
法則があるかないかは、私は知りませんが、そもそも、日本人は法則を知らずに自然と覚えて話しているので、「靴紐」はそのまま「くつひも」な理由も知りません。
ようするに、大人になってから言語を学習した人は、「理論」や「理屈」「法則」がわからないと、何万通り、いや何十万、何百万、無限に単語を全て覚えなくてはいけないので気が遠くなります。
もし、こう言った法則を学習して理論を知ったとしても、会話している時に、〇〇の場合は〇〇なので、〇〇と頭の中で考えている時間はありません。
理論で理解しているだけでは、会話が出来るようにならないのはそれが理由です。
スポーツに置き換えてみると、どの協議も理論的な学びよりも実践的な練習量のほうが有効なことがわかります。(もちろん並行して理論も学ぶ必要はあります)
説明するのは非常に難しいのですが、毎日の繰り返しの実践練習で慣れることが、語学上達のカギになるわけです。
毎日口を動かし、耳で聴く事の繰り返しで「会話力」は上達します。
インプット学習は「英語力」の上達になります。