英会話教材選びと英語学習法

英会話学習をこれから始めようと思っている人や、まだ始めたばかりの人にとって知りたいことの一つは、学習方法と教材は何を選べばよいかという事です。

英会話教材に関しては、他の言語に比べて圧倒的な数と膨大な種類があり、その中から自分に合ったものを選ぶのは至難の業です。

私も週に2回から3回くらいは本屋に行って、英語関係の教材を見ますが、そのたびに新しい切り口のタイトルが付けられた英会話教材の数にいつも驚きます。

贅沢な話で、ありすぎて困ってしまうような状況ですが、それでも毎月沢山の本が出版されますので、今後も英会話教材は増え続ける一方です。

しかし英語学習というものは普遍的なもので、新しい教材が必ず良いという事でもなく、昔からある教材を今でも使うことが出来ます。

そして英会話初心者の方が学ばなくてはいけない項目や内容はある一定量ありますので、これらを全て網羅する必要があります。

それを、1冊の本で完結する必要はなく、何冊かに分けて学ぶというやり方が1番良いのではないかと思います。

 

英会話学習に必要な項目は大きく分けて「リーディング」「ライティング」「スピーキング」「リスニング」です 日本語で言うと読み、書き、聞く、話すですが、これに派生して発音やリンキング、英文法、単語、熟語、スラングなどに分類されるのでそのセクションごとに教材を買っていくという方法もあります。

そこで何から手を付ければよいかと混乱してしまうという方もいらっしゃいますが、興味ある分野で手に取ったものを片っ端から購入していくという方法でも全く構いません。

あちこち手を付けていても、いずれ学習していくうちに、徐々に英会話というものが理解できて自分に必要なものが何かがわかってきて、それらの教材の使い方が同線的に理解できるようになってきます。

ここで注意したいのが教材を買っただけで、学習した気になって最後まで読まずに次の教材へと次々に購入だけをしてしまう行為です。

結局お金だけ使って何も身につかなかったと言われている方がいますが、こういったパターンで学習した気になっている方がほとんどです。

どうしても自分では決められない方は、誰かにアドバイスを求めるようにすることをお勧めいたします。

その時のアドバイザーは自分の担当英会話講師やスクールのスタッフなど、英会話において自分よりスキルが高く、信用のできる人にしてください。

 

さて、ほとんどの人は英文法からスタートしますが、学習しているうちに会話が出来るようになる為には聞くことが出来るようにならなければならないという事に気が付きます。

当然のことですが、気が付かないまま英文法だけを学習している人たちもいます。

テスト勉強ならテストによってはそれだけでも点数が取れるから、そうなるのも無理はありません。 また一通りの英文法を学べば文作が出来るようになるのは確かです。

しかし会話になると聞き取りも必要ですし、話すための発音も学ぶ必要があります。

この様に英会話学習には「やること」がとても多いため、その分野ごとに自分が興味の湧くタイトルのものや内容が楽しそうなものなど、どの教材をとっても英会話初心者の方にとっては役立つ教材という事になります。

また中級者や上級者になっても英会話学習は続いて行くわけで、ネイテイブスピーカーでない限り生涯学習といっても過言ではないくらい、英会話学習は奥が深いです。

英会話教材の話はこれくらいにしておいて、学習方法のほうですが、今や教材だけでなく、自己学習をするにもインターネットやyou tubeの動画、英会話のアプリなどでも学ぶことが出来ますし、実際に外国人の訪日数は年々増加傾向で、どこにでも外国人がいるので、それなりに会話をするチャンスも増えているという事ですね。

そして教材やマテリアルが世の中に沢山溢れているという事はわかりました。

このマテリアルをどう使うかは学習者次第になりますし、どのような道具を使っても使いこなさなければ上達しないのはすでに前述しましたが、道具だけに頼らず、学習方法も沢山ありますので、教材と学習方法のバランスを意識しながら続けていくとよいと思います。