言語は使うほど覚える

インドネシアに半月ほど行ってきました。

インドネシアは場所にもよりますが、英語を話す人が比較的多い国です。

特にジャカルタやスラバヤなどの大都市、バリ島などのリゾート地では英語でも、なんなくやり取りできます。

又バリ島には日本語を話す人も多いので英語圏の人と日本人には海外旅行の難易度が優しい場所といえるでしょう。

そんな中でもやはり地方に行ったときやお年寄りの方々はインドネシア語しか話せません。 インドネシア人は10000以上の島から成り立ち、他民族の国なので、その地域の言葉がありますから、地域の言葉+インドネシア語(国語)が話せます。

より多くの方々とコミュニケーションをとるのであれば現地語は必須になりますね。

私はインドネシア語を学習しているので、英語が出来る人でも時々インドネシア語で話すようにします。 出来るだけ知っている単語で簡単なフレーズを使ってみます。

自分の言いたい事が言えない時に、単語を聞いて教えてもらったら、意外と、教えてもらった単語は忘れにくくなります。

これは必要に迫られて使うと印象に残りやすいからだと思いますが、私の場合ではその単語を使うときにに、覚えた時の覚シーンが頭に浮かびます。

このように実際に使う(アウトプットする)ことによって学習する(インプット)より効率よく頭に入りますので、実際に会話する機会を意図的に多くする事は会話練習になるだけでなく、覚えることにもつながります。(アウトプット→インプット)

自分が考えて口から出した言葉は以後次からも使えるようになります。もちろん単語を忘れてしまうという事もありますが、文法を忘れることはなかなかありませんし、そもそも会話の練習というよりも、体が反応するように話すようになってきますので、会話力とスピーキング力が付きます。

映画や音楽など英語を聞く機会は多くあると思いますが、自分が英語を話す機会は意図的に作らなくては定期的に頻繁にはありませんので、オススメの方法としてはスカイプやZOOMなどでのチャットです。

海外の方と会話をたくさんして、間違えてもいいので話す事に意識するようにします。

レッスンではなく、ただ会話を1時間毎日とか行うというのが理想的です。

スカイプのチャットであれば料金は1回数100円でできますので、毎日でも可能ですね。1日30分話すとして毎日継続すると、1ヶ月で約15時間の会話量となりますので、マンツーマンの場合はスピーキング時間7,5時間、リスニング時間7,5時間にも及びます。

これくらいの会話を毎日継続するので慣れが出来ますし1年2年続けると、とんでもないくらいの会話力が備わります。

ここで少し注意が必要なのは、会話の時間期間だけでなく、会話する「相手」も関係してきます。

いつも同じ外国人だと、気心も知れて言いたいことがわかるようになってくるので、いつもと違う人になると全く会話が出来なくなる、聞き取りが出来なくなるという方が多いのです。

出来るだけ多くの違う方と話すように心がけるようにして、又英語に関しては国や地域によっても、アクセントやなまりも違いますし、男女によっても聞きやすさに違いがある事があります。

イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア、ニュージーランドなど出来るだけ多くの国の人と話すようにするとよりリスニング力も良くなります。

実は当スクールでも会話練習のグループクラスがありまして、文法等の学習は行わずに会話を練習していただきます。

会話はトピックを決めて行うので、そのトピックについて色々論議をしてもらう方式です。

このようなレッスンを行うことで、表現方法も学べますし、間違えたりした場合も正しい表現を学ぶ事が出来ます。

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