リンキング2つの言葉を繋げて発音する事
ネイティブスピーカーが話す英語のスピードが速くて聞き取れないとか、リスニングが苦手、という人は非常に多くいらっしゃいます。
テキストCDの英語だとそうでもないけど、実際にネイティブスピーカーと話しているとついていけない、理解出来ない所が出てくるなどなど・・・
映画を見ているとまったく聞き取れない。
そのように感じていることはありませんか？
実は聞き取れないのではなくて、発音されていない音があるのが原因なのです。
それを理解していないと、いつまでもネイティブスピーカーの話す英語についていくことが出来ません。
本来あるはずの音が発音されていない、脱落または弱化する現象をリダクション（reduction）と呼びます。
このリダクションの基本パターンを知ることで、英語の聞き取りがグンとよくなりますまずはこのルールを覚えましょう！
- リンキングとは？
リンキングとは「単語と単語が連結するタイプ」の音の変化です。英語学習をしていると「Not⌒at⌒all」（ノッタットール）と音がつながったり、「weight」の最後の「t」が消失するようなパターンがあることに気づくと思います。
この音が消えたり繋がったりするパターンには法則があり、その法則をあらかじめ理解しておけば、リスニングで理解出来ない所を減らせ上達が早くなります。
日本人にとって、ネイティブスピーカーが話す英語が聞き取りにくい理由のひとつが、このリンキングや音の消失にとる音の変化のせいです。リンキングの法則をマスターすることで各段に英語のリスニング力が向上します！
- リンキングをマスターすると！？
英語を学習する上で、「リンキング」は非常に大切な項目となります。リンキングを学習しているかいないかで、耳と口の使い方が変わってくるからです。
「リンキング」をマスターすればこんなメリットがあります！
- ネイティブの英語が聞き取りやすくなる
- ネイティブに自分の英語を理解してもらいやすくなる
- 英会話力がアップする
- 意識すること、練習することでマスターできる！
英語の発音は「難しい」と感じる方が多いといいます。正しいアルファベットの発音の仕方（RやL、NとMの違い、母音の発音など）は、人によって何度も練習し、時間がかかる場合もあります。
（発音矯正に興味がある方は、以下のコースがオススメ！）
フォニックスをマスターし、正しい単語の発音ができるようになると、単語レベルで通じないということがなくなります。しかし、文章になるとなぜか通じにくい、または正しい発音は知っているのに、ネイティブスピーカーの英語が聞き取りにくいということがあります。そんな時に救世主となる学習法が「リンキング」です。ルールはフォニックスより少なく、法則やパターンを覚えれば、比較的すぐできるようになります。意識することと少しの練習で、大きな変化を体感することが出来ます。
- リンキングコースで、ルールをマスターしよう！
「リンキング」の法則は、大きく分けて2種類しか存在しません。
①子音＋母音
②母音＋母音
このほかに、英語はナチュラルスピードでは、次のような音の変化が生じます。
- 音が弱くなる
- 音が繋がる （リンキング）
- 音が抜け落ちる
- 音が隣の音に似る
などです。
リンキングに加え、このような音の変化の仕方を知り、練習することで、ネイティブスピーカーの英語に近づくことができます！
